ヨビノリたくみの名刺代わりの10冊【小説】
📅 2024年9月7日
この動画で紹介されたおすすめ商品(8個)

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)
おすすめコメント
元々好きだった理系ミステリのジャンルで、「現代にもまだ新しい目があるんだ」と感じ、「多重解決」という分野にはまるきっかけになった一冊として紹介されています。
この作品は、バチバチにロジカルでありながら、少し変わった構成が魅力だそうです。
- •テーマが「否定」となっており、探偵役が事件の解決策を提示するのではなく、周囲が持ち寄る解決策を「その可能性はすでに考えた」と次々に論破していく、通常とは逆の展開が特徴だとか。
- •これは普通の考えでは起こらない「奇跡」であることを証明しようとする、風変わりな探偵の物語にはまってしまうきっかけになったそうです。
- •1つの事件に対し複数の回答が提示される「多重解決ミステリ」の面白さに、気づかせてくれる作品だそうです。
「多重解決って面白い!」という発見がある一冊のようです。

汚れた手をそこで拭かない (文春文庫)
おすすめコメント
これまで長編小説をメインに読んできたものの、この作品をきっかけに短編集の魅力に目覚めた一冊として紹介されています。
どんでん返しが好きなため、短い物語には物足りなさを感じることがあったそうですが、この『汚れた手をそこで拭かない』は、短くても心に強く残る作品なのだとか。
描かれているのは「日常の謎」ですが、それは学生時代のような限定的なものではなく、誰にでも起こり得て、誰にでも降りかかるような地獄だそうです。
- •プールの水を止め忘れてしまう
- •消してはいけない電気をつけっぱなしにしてしまう
- •ちょっとした嘘をついてしまう
このような、本当に些細で、誰にでもあり得る「ちょっとした間違い」が、とんでもない事態に発展していく様子が描かれていると説明されています。
どんでん返しがなくても、「ああ、この本を読んだな」という確かな読後感が得られ、自身の読書の世界に「新しい風」を吹き込んでくれた一冊だということです。

六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)
おすすめコメント
「名刺代わりの1冊」として選ばれた作品だそうです。
好きなテーマとして「人間が汚く書かれている」という点が挙げられており、この作品はまさにそのテーマを体現していると紹介されています。
人間が綺麗に描かれすぎている物語とは違い、人間の複雑さや二面性といった「綺麗すぎない部分」が巧みに表現されているとのこと。
- •人をある一面だけで判断していると、「そうか、そうか」と見方が何度も覆されるような感覚が繰り返される読書体験ができるそうです。
- •「人間ってのはもうこうでしょう!」と、思わず共感してしまうほどリアルな人間模様が描かれているのだとか。
- •そのような人間の本質を突く描写が、作中に登場する6人分も味わえる点が大きな魅力だと紹介されています。
この一冊を選ぶことは、「人間の綺麗すぎない部分を描いた作品が好き」というメッセージにもなるそうです。
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