【全5冊】最近読んだおすすめ本紹介します!
📅 2024年7月7日
この動画で紹介されたおすすめ商品(11個)

黄色い家 (単行本)
2023年ブランチブック大賞受賞、本屋大賞にもノミネートされた、圧巻のクライムサスペンスとして紹介されています。これはもうすごかった!とのこと。
「人はなぜ罪を犯すのか」というテーマに挑んだ作品で、17歳の少女「花」が主人公の物語だとか。
- •親元を出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪に手を染めていくそう。
- •危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに崩壊していくと説明されています。
- •主人公が希望と依存の象徴である「黄色」に固執し、家の壁をペンキで塗りたくるシーンは、映像が浮かぶような表現力で頭にこびりついて離れないそうです。
作品全体にはエモさ、ガバガバさ、生々しさが漂っていると紹介されています。
- •ルーズソックスや映画『タイタニック』など、良くも悪くも90年代東京のエモさが感じられるだとか。
- •当時の社会の中で埋もれていく少女たちの「吹きだまり」が描かれており、一度落ちたらもう戻れない貧困とは何かを、ノンフィクションのようなリアリティで突きつけられるようです。
- •「臭いものに蓋をしているような令和の花たちは今一体どこにいるんだろう」という気持ちにさせられる作品とのことです。
テーマはそこそこ重いですが、読みやすさにも配慮されていると説明されています。
- •17歳の主人公の視点で語られるため語彙は限られ、リーダビリティはあるそう。
- •意外性や緩急のあるストーリー展開はエンタメ性も高く、特に最後の2章は一気読みしてしまうほどだとか。
- •全てを語りすぎず、謎が謎のままになっているところに文学的な奥行きが感じられると紹介されています。
オーディブルの聞き放題対象にもなっており、声色の使い分けが素晴らしく、そちらで聞く方が重たくなりすぎずに楽しめるかもしれないとのことです。

黄色い家
これはもうすごかった!と紹介されている、2023年のブランチブック大賞受賞、本屋大賞にもノミネートされた一冊です。
17歳の少女たちが「黄色い家」で共同生活を送り、生きていくためにカード犯罪に手を染めていく圧巻のクライムサスペンスだそうです。
作品のリアリティとテーマ
- •特徴として「エモさ、ガバガバさ、生々しさ」が挙げられています。
- •舞台は90年代の東京。ルーズソックスやノストラダムスの大予言など、良くも悪くも「ガバガバ」だった時代の空気感が、少女たちの危うい日常を通してリアルに描かれているとのこと。
- •教会地の毒親といった言葉もなかった時代、社会から無視され、吹きだまりに追いやられた少女たちの姿が生々しく描かれています。
- •「一度落ちたらもう戻れない」貧困の現実を突きつけられ、これはフィクションというよりノンフィクションに近いリアリティがあると感じられたそう。
- •「令和の花たちは今一体どこにいるんだろう」と、現代社会に置き換えて考えさせられる作品でもあるとか。
読みやすさと物語の魅力
- •テーマはそこそこ重いものの、若い主人公の視点で語られるため語彙は限られており、リーダビリティはあると紹介されています。
- •意外性や大衆性もあってエンタメ的な見せ方もされており、特に最後の2章は一気読みしてしまうほど!
- •全てを語り切らず「謎は謎のまま」にすることで、文学的な奥行きが生まれているそうです。
作品を象徴する、家の中を黄色いペンキで塗りたくるシーンは、映像が浮かぶような表現力で、一番頭にこびりついて離れないと語られています。
また、Audibleの聴き放題対象にもなっていて、声色の使い分けが素晴らしく、Audibleで聴く方が重たくなりすぎずに楽しめるかもしれないとのことです。

黄色い家
2023年のブランチブック大賞受賞、本屋大賞にもノミネートされた圧巻のクライムサスペンスと紹介されています。「これはもうすごかったよね!」とのことです。
17歳の少女たちが「黄色い家」と呼ばれる一軒家で共同生活を送り、生きていくためにカード犯罪に手を染めていく物語だそう。ある女性の死をきっかけに、危ういバランスで成り立っていた生活が崩壊していく様子が描かれています。主人公の花が、希望を与えてくれた人物に依存し、金運を呼ぶとされる黄色に固執していく姿、特に家の中を黄色いペンキで塗りたくるシーンは、映像が浮かぶような表現力で頭にこびりついて離れないと紹介されています。
この作品の特徴として、以下の3点が挙げられていました。
- •エモさ: ルーズソックスやノストラダムスの大予言など、90年代東京の空気感が感じられるそう。
- •ガバガバさ: 未成年の水商売など、良くも悪くも法律が未整備だった時代の危うさが描かれているとか。
- •生々しさ: 貧困や社会から無視される少女たちの現実が、ノンフィクションのようなリアリティで描かれており、読みながら「誰がそのしのぎに手を染めることを責められようか」という気持ちにさせられるそうです。
分厚くテーマは重いものの、17歳が主人公ということもあり、リーダビリティはあると紹介されています。意外性や大衆性といったエンタメ的な見せ方も意識されており、特に最後の2章は一気読みしてしまうほどだとか。謎が謎のまま残される部分に、文学的な奥行きが感じられる作品でもあるそうです。
Audibleの聞き放題対象にもなっており、声色の使い分けが素晴らしく、重くなりすぎずに聞けるかもしれないとおすすめされていました。

成瀬は信じた道をいく
2024年の本屋大賞受賞作『成瀬は天下を獲りに行く』の待望の続編として紹介されています。
前作の勢いのまま一気読みしてしまったそうで、「続編の方が好き」という声にも頷ける内容だとか。
本作では、主人公の成瀬あかりが中学生から高校生、そして大学受験、アルバイト、さらには大津市の観光大使になるまでが描かれているそうです。滋賀県大津市を拠点に、相変わらず我が道を突き進む成瀬の活躍が、彼女を取り巻く人々の視点で語られる連作短編青春小説になっています。
- •個性豊かなキャラクターたち: 成瀬に憧れる小学生の女の子や、アルバイト先のスーパーに現れるクレーマーなど、一癖も二癖もある登場人物たちが登場するそう。そんな人々をも成瀬がナチュラルに手なずけてしまうところが魅力の一つだとか。
- •深まる人間関係: 物語には親子の「親離れ・子離れ」というテーマも含まれており、中でも親友であり漫才の相方でもある島崎との関係は必見だそうです。物理的に離れることで心の距離も離れてしまう寂しさや、それでも相手を思いやる姿に感動があると紹介されています。
- •挑戦する勇気がもらえる: 登場人物は誰もが愛すべきキャラクターで、前作以上に「新しいことに挑戦してみよう」という気持ちにさせてくれる一冊だそうです。
- •「無駄こそ人生」というテーマ: 競技かるた、けん玉、漫才といった成瀬の趣味や特技が、一見無駄に見えても全て活かされている様子から、「無駄こそ人生」というテーマが浮かび上がってくるとのこと。
特に最後のまとめ方は、ドタバタの謎解き大団円となっており、作家としての腕が上がっている!と感じられるほど素晴らしいそうです。
物語が超スピードで展開し、最後には2026年になっているという驚きの展開もあるそうですが、今後のSF展開も期待してしまうほど、ついていきたくなる魅力があると語られています。

成瀬は信じた道をいく 「成瀬」シリーズ
2024年の本屋大賞受賞作で、『成瀬は天下を獲りにいく』の続編として紹介されています。
前作を読んだ勢いで一気読みしたそうで、「続編の方が好き」という声にも共感できる内容だとか。
本作では、主人公の成瀬あかりが大学受験をし、バイトをし、大津市観光大使になるまでが描かれているそうです。
- •ご当地小説として、引き続き滋賀県大津市を拠点に物語が展開するとのこと。
- •成瀬を取り巻く第三者の視点で書かれているのが特徴で、成瀬に憧れる小学生やスーパーのクレーマーなど、個性的なキャラクターも登場するそうです。
- •親離れ・子離れも一つのテーマになっており、親友・島崎目線の章では、友との距離感や相手を思いやる気持ちに感動があると紹介されています。
登場人物は誰もが愛すべきキャラクターで、前作以上に「新しいことに挑戦してみよう」という気持ちにさせてくれる作品だとか。
特に、一見無駄に見える成瀬の趣味や特技が全て生かされる様子から、「無駄こそ人生」というテーマが浮かび上がってくるそうです。
物語の展開は超スピーディーで、最後のまとめ方やドタバタ謎解き大団円は見事だそう。
最後には物語が2026年に進んでいるという驚きもあり、今後のSF展開も楽しみになる一冊だと語られています。

成瀬は信じた道をいく
2024年の本屋大賞受賞作で、『成瀬は天下を獲りにいく』の続編と紹介されています。前作を読んだ勢いで一気読みしてしまったそうで、「続編の方が好き」という声も聞こえてくるのだとか。
本作では、主人公の成瀬あかりが中学生から高校生、そして大学生になり、バイトや大津市観光大使にまで挑戦する姿が描かれているそうです。滋賀県大津市を拠点に、相変わらず全力で我が道を突き進んでいます。
この作品は、成瀬の周りにいる個性的なキャラクターたちの視点で描かれるのが特徴だとか。
- •成瀬に憧れる小学4年生の女の子
- •バイト先のスーパーにいるクレーマー
上記のような少し変わった人々も、成瀬はナチュラルに手なずけてしまうそうです。親目線での「親離れ・子離れ」もテーマの一つとして描かれており、どの夫婦もいまいち噛み合っていない様子も面白いと紹介されています。
特に、成瀬の親友であり漫才の相方でもある「島崎」の視点になると安心するとのこと。物理的な距離が心の距離を生んでしまう寂しさや、それでも相手を思いやる姿に感動させられるそうです。
登場人物は皆、愛すべきキャラクターばかりで、前作以上に「新しいことに挑戦してみよう」という気持ちにさせてくれるとか。一見すると無駄に思える成瀬の趣味や特技が全て活かされている様子からは、「無駄こそ人生」というテーマも浮かび上がってくると紹介されています。
特に最後のまとめ方は見事で、ドタバタの謎解きから大団円に至る展開は、作家としての腕が上がっている!と感じられるほどだそうです。

君たちはどう生きるか (岩波文庫 青 158-1)
「上半期一本!」と紹介されている、1937年刊行の児童文学です。
時代を超えた人生の羅針盤と評されており、老若男女問わず読める一冊だとか。
宮崎駿監督の同名映画とは全くの別物で、映画は完全なオリジナルストーリーのため、映画の内容がよく分からなかったという人にもおすすめだそうです。小説版は児童向けで章に分かれており、具体的で分かりやすい内容になっていると説明されています。
物語は、コペル君という愛称で呼ばれる15歳の中学生が主人公です。
- •学校生活などの日常で経験することを通じて、情熱と教養にあふれるおじさんとの対話や、おじさんが綴ったノートを通して学んでいく構成だそうです。
- •難しい社会学的・哲学的な命題が、具体的なエピソードを通して伝えられるため、思春期に誰もが抱くような集団生活への疑問など、人生の普遍的な問いに真摯に向き合える内容だとか。
「金言だらけ」と紹介されており、特に「本当に尊敬できる偉人とは人類の進歩に役立った人だけ」というテーマは、近年の価値観の変化をまさに表していると語られています。
立場や思惑が絡み合う中で、自分の頭で考えて答えを導き出すことの力強さが一貫して描かれており、「人生に1度は読んでおきたい本」だと紹介されています。

あすは起業日!
人とお金と人生について学べるビジネス小説として紹介されています。世にも珍しいスタートアップ小説でありながら、大人の青春小説という括りでも読めるそうです。
大幅に期待を超えてくる作品だったとか!
コスメ業界で働く主人公が突然の解雇をきっかけに、好きなことで生きていくラストチャンスとして起業に挑戦する物語。持ち前のコミュ力と体力で突っ走る様子は読んでいて気持ちが良く、主人公は「共感を覚える0→1タイプ」と評されています。
この本の特徴は以下の通りだそうです。
- •20代半ばから30代前半に訪れる「クォーターライフクライシス」の悩みが描かれている
- •ビジネス雑学も入っているが、難しい言い回しはなく一気読みできる
- •クリエイティブ系の何か新しいことに挑戦したいとポジティブな気持ちになれる
起業を考えている人だけでなく、何か新しい一歩を踏み出したいと感じている人にもおすすめの一冊だとか。

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)
衝撃的なイラストとタイトルが印象に残る、2020年のベストセラーとして紹介されています。
児童精神科医が多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子供」がたくさんいるという事実に気づき、その実態を記した新書だそうです。
この本では、以下のような衝撃的な事実が指摘されているとのこと。
- •少年院には、認知力が弱くケーキを当分に切ることすらできない非行少年が、実は大勢いるという実態がある。
- •この問題の根深さは、人口の10%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当てており、少年院だけでなく普通の学校でも同じなのだとか。
本書は、困っている彼らを学校や社会生活で困らないように導くための、超実践的なメソッドを公開しているそうです。
「境界知能」や「発達のグレーゾーン」という言葉が広まるきっかけの一つになった本とも言われていますが、言葉がカジュアル化したことで表面的な理解にとどまっている人にとっても、専門的な視点で個人や社会への影響まで深く知ることができ、読んで良かった一冊と紹介されています。
既存の非行少年更生プログラムは「認知力は正常」という前提で組まれているため、認知力が弱い子にとっては全く意味がないという問題点や、「殺人を犯した少年が自分のことを優しい人間だと評価した」といった衝撃的なエピソードも挙げられており、冷静に「反省以前の問題」なのだと頷ける部分があるそうです。
ただ問題を指摘するだけでなく、「サイコパスだから」といった言葉で片付けるのではなく、少年院に入る以前から抱えている根深い生活上の問題にいかに早く気づけるかで、本人にとっても社会にとってもベターな状態を作れるのではないか、という希望を持たせてくれる切り口も魅力だとか。
65万部を突破した大ベストセラーであり、普段、新書や社会派ノンフィクションに馴染みがない人でも、興味本位で手に取ったとしても現状を伝えるパワーがあり、読み物としても非常に関心を引くものと紹介されています。
オーディブルの聞き放題対象にもなっているそうです。

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)
衝撃的なイラストとタイトルが印象的な、2020年のベストセラー新書として紹介されています。
児童精神科医が多くの非行少年たちと出会う中で気づいた、「反省以前の子供」たちがたくさんいるという事実について書かれているそうです。
- •少年院には認知力が弱く、ケーキを等分に切ることすらできない非行少年が大勢いるという事実に、問題の根深さを感じさせられるだとか。
- •人口の10%いるとされる境界知能の人々に焦点を当て、彼らを学校や社会生活で困らないように導くための、超実践的なメソッドが公開されているそうです。
既存の更生プログラムは「認知力は正常」という前提で組まれているため、認知力が弱い子には全く意味をなさないという指摘にはっとさせられると紹介されています。「殺人を犯した少年が自分のことを優しい人間だと評価した」という衝撃的なエピソードを突きつけられると、冷静に「反省以前の問題なのかもしれない」と頷ける部分があるそうです。
安易な言葉で片付けるのではなく、その背景にある根深い問題にいかに早く気づけるかで、本人にとっても社会にとってもより良い状態を作れるという切り口には、希望を持たせてもらえるだとか。
普段、新書や社会派ノンフィクションに馴染みがない人でも、興味本位で手に取っても現状を伝えるパワーがあり、読み物としても関心を引くものだと紹介されています。オーディブルの聞き放題対象にもなっているそうです。

ケーキの切れない非行少年たち
衝撃的なイラストとタイトルが印象的な新書として紹介されています。
児童精神科医が多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子供がたくさんいる」という事実に気づいたそう。少年院には、認知力が弱くケーキを当分に切ることすらできない非行少年が大勢いるのだとか。この問題の根深さは、普通の学校でも同じだと説明されています。
この本は、人口の10%いるとされる教会知能の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校や社会生活で困らないように導くための、超実践的なメソッドを公開しているとのこと。
- •軽度知的障害や教会知能といった存在への理解を促し、適切な支援につなぐための知識やメソッドが、実際に少年院で目にした少年たちの例を基に公開されているそうです。
- •既存の非行少年更生プログラムは「認知力は正常」という前提で組まれているため、認知力が弱い子には全く意味をなさないものになってしまうと指摘されています。
認知の歪みの例として、「殺人を犯した少年が自分のことを優しい人間だと評価した」という衝撃的なエピソードも紹介されており、こうした具体的なものを突きつけられると、冷静に「反省以前の問題」なのかもしれないと頷ける部分があるだとか。
それを安易な言葉で片付けて終わらせるのではなく、実は少年院に入る以前にもっと根深い生活での問題を抱えていて、いかに早く気づけるかで本人にとっても社会にとってもベターな状態は作れるのではないか、という切り口は希望を持たせてくれると語られています。
普段、新書や社会派ノンフィクションなどに親しみがなく、興味本位の人だったとしても巻き込んで現状を伝えるパワーがあり、読み物としても関心を引くものだと紹介されています。オーディブルの聞き放題対象にもなっているそうです。
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