【再放送】【ゼロで死ね】死ぬときに「資産をゼロ」にするのは正しいか？【お金の勉強 初級編】：（アニメ動画）第207回

「お金なんて死ぬ前に全部使い切るのが正しい」という、アメリカの億万長者が提唱する考え方を紹介した一冊だそうです。これまでの常識を覆すような、お金を「使い切る」ことに焦点を当てた内容は、最先端のトレンドかもしれないと紹介されています。

この本で提唱されている、人生を豊かにするためのルールは以下の通りだとか。

• •お金は今しかできないことのために使う
• •若いうちにしかできない経験は借金をしてでもやるべき
• •人生で一番大切な仕事は思い出作り
• •45歳から60歳で資産を取り崩し始める
• •0（ゼロ）で死ね！

特に、多くの人が資産形成期と考える「45歳から60歳で資産を取り崩し始めろ」という点は、他のマネー本では見られないぶっ飛んだ主張とされています！

この考え方の背景には、多くの人がお金を使いきれずに亡くなっているという衝撃的なデータがあるそうです。

• •裕福な人々は、生涯で資産の11.8%しか使わず、88%以上を残して亡くなっている
• •資産額が比較的少ない人でも、資産の75%を残している
• •全退職者の3分の1は、退職後に資産を増やしている

こうした事実を踏まえ、「使いきれないお金を稼いで死んでいくなんて時間の無駄だ」「稼いだお金は全部使って0で死なないとコスパが悪い」と考えているとのこと。

「老後のための貯蓄とは何なのか？」という根本的な問いを投げかけ、自分のお金との付き合い方、ひいては人生そのものについて深く考えるきっかけになる、非常に重要な話題を扱った本として紹介されています。

『DIE WITH ZERO（0で死ぬ）』という考え方とは異なる、もう一つの幸福論として紹介されています。

幸福のベースとなる要素は、以下の3つの資本から成り立っているという考え方だそうです。

• •金融資本：持っているお金の量
• •人的資本：働いて稼ぐ力
• •社会資本：家族や友人などとの絆・つながり

お金をただ使い切ることが人生の満足度を決める最重要項目なのではなく、これら3つの資本がしっかりと揃っていることが「幸福な状態」だと説明されています。

「0で死ぬ」ことを目指すより、持続可能なペースでこの3つの資本をバランス良く伸ばし続けることが大切だとか。お金と人生のバランスについて、深く考えるきっかけになる一冊として紹介されています。

いつ死ぬかが分からないという話の中で、寿命が見える死に神の目を持った人がいるのは漫画や映画の世界だけ、という例えで触れられています。
その漫画『DEATH NOTE デスノート』は面白いので、ぜひ見てみてほしいと紹介されています。