【ベストセラー】「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

S&P500やオールカントリーへの積立投資が主流の中、知識や技術を持って行う再現性の高い投資法が学べる本として紹介されています。

本書の要点は「シクリカルVALUE株」への投資にあるそう。これは景気循環に敏感な業界の銘柄を、景気の谷にいる時に買う投資法だとか。値動きが予測しやすいメリットがある一方で、綿密な分析が必要な中上級者向けの高度な手法とされています。しかし、しっかり勉強して情報を仕入れれば、他の人と差をつけて儲けるチャンスがあるとも説明されています。

まずは、投資初心者から中級者にもおすすめな収益VALUE株投資から理解を深める構成になっているそうです。

• •企業の収益力に対して株価が割安な銘柄に投資する方法。
• •統計的に見ても、ハイリスクなグロース株より長期的なリターンが大きいことが分かっていると紹介されています。
• •株価が急激に変動しにくいため、仕事などをしながら片手間で投資を行う人にとっても大きなメリットがあるとのことです。

その上で、本書の肝であるシクリカルVALUE株投資の具体的な戦略が解説されています。

• •景気循環の交代期から不況期に仕込み、回復期や好況期に売るのが王道戦略。
• •対象となるのは、鉄鋼や石油、ゴムといった昔からある古い業界に多く見られるそうです。
• •IT企業のような成長企業ばかりが注目される現代において、このような銘柄は株式投資の中の大穴と言える存在だとか！
• •銘柄の探し方として、業界の代表的な企業の過去10年ほどの業績推移をチェックし、赤字と黒字を繰り返しているか、そして今が割安な時期かを見極めるというシンプルな方法が紹介されています。

世の中で言われる画一的な投資法とは一線を画す、非常に特徴的で面白い本だと紹介されています。