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【新刊】7年連続No.1投資家の大型バリュー株投資とは

📅 2025年9月27日

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バリュー投資の核心 4つの基準による米国株長期投資術

バリュー投資の核心 4つの基準による米国株長期投資術

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7年連続で全米ナンバーワンと評価された投資家による渾身の一冊として紹介されています。ITバブルやリーマンショックなどの大暴落を回避した実績があるそうで、2007年の初版から読み継がれ、日本語版がついに刊行されたとのことです。非常に面白い本だと思われたそうです!

本書で紹介されているのは、「バリュー投資で優良企業の株を低価格で買ってじっくり値上がりを待つ」という非常にシンプルな投資スタイルだとか。みんなが知るような優良株を安い時に買い、長く持つことが基本だそうです。

その投資の正解として、以下の4つの基準が重要だと解説されています。

  • マネー(Money): 投資のリターンはいくらで買ったかで決まるため、バーゲン価格で買うこと
  • マーケット(Market): 数千億円、数兆円規模のメガトレンドにある業界に投資すること
  • ファイナンス(Finance): 企業の倒産を防ぎ、成長チャンスをもたらす健全な財務基盤を持つ企業を選ぶこと
  • マネジメント(Management): 過去に株価上昇の実績を持つ経営者がいる企業を選ぶこと

全体を通してウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガーのスタイルが多く引用されており、かなりバフェットスタイルに近い内容だそう。特に「素晴らしい会社をまずまずの価格で買う」という哲学が中心にあり、バフェット本を読んだことがある方なら、聞き覚えのある言葉が多いかもしれないとのことです。

企業の強さを見極める上で重要なのが「経済的な堀(エコノミック・モート)」という概念で、ブランド力やスイッチングコストなどがこれにあたると説明されています。この競争優位性は、ROE(自己資本利益率)NPM(売上高純利益率)という2つの具体的な数字で判断できるとされています。

投資対象としては、「チャンピオン企業を買え」という言葉が印象的だったそう。アナリストに調べ尽くされた大型株でも不適正な価格になることはよくあるため、面白みはないが安定した企業にフォーカスし、「退屈でもリッチになれる方がいい」と述べられています。

また、「麦わら帽子を冬に買う」という格言の通り、安く買うタイミングが何より重要だとされています。本書では、過去のEPS成長率などから5年後の株価を予測し、年間リターン15%(5年で株価2倍)が狙えるかを判断する具体的な計算方法も紹介されており、この考え方は非常に分かりやすいと評価されています。

  • 王道のバリュー株投資を学びたい方におすすめ
  • 大型株への投資が好きな方には特に合う内容だとか
  • 財務諸表の読み方も基本から学べるそうです

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