改訂版　本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる

上手に買い物をしてこれ以上物を増やさないための秘訣がたくさん詰まっている一冊として紹介されています。
物がたまらずお金だけが溜まる「最強のミニマリスト買い物術」として、具体的な方法がいくつも解説されています。

• バーゲンセールでの買い物のルール
  セールで買うべきなのは、「前から欲しいと狙っていたもの」「高いからという理由だけで手が出なかったもの」「ストッキングや下着などの消耗品」の3つだけだそうです。一方で、来年には気分や流行が変わっている可能性がある季節外れの服や、中身が不要なものが多い福袋、サイズの合わないものは避けるべきだと説明されています。

• 物の持ち方に関する考え方

  • •不要な99のものを断捨離し、本当に大切なたった1つのものだけを大事に長く使い続けること。
  • •数千円の衝動買いを10回我慢し、数万円の本当に欲しい憧れのバッグなどを手に入れること。妥協して買ったものは結局使わなくなり、長い目で見ると浪費になってしまうそうです。

• 自分を知り、選択眼を磨く方法

  • •レストランでセットメニューではなく単品で注文するように、普段から自分で選ぶ習慣をつけ、自分が本当に何が好きなのかを知ることが大切だとか。
  • •「割り算テクニック」を使い、価格を使用頻度で割って1回あたりのコストを計算すること。物の値段だけでなく、何度も使いたいと思えるかで判断できるようになるそうです。
  • •流行に流されず、自分に何が似合うかを知ること。実店舗でプロの販売スタッフに客観的なアドバイスをもらうのが一番の早道だと紹介されています。
  • •そのジャンルで最も高いものと最も安いものの両方を経験すること。一流の基準を知ることで、価格に見合った価値を見極める力がつき、本当の意味で買い物上手になれるとのことです。
  • •モノトーンだけでなく、スカーフなどの小物からでも季節にあった華やかな色合いを楽しむことで、気持ちまで明るくなると説明されています。

また、買い物だけでなく人生においても、眠っている「直感力」を磨くことが重要だと語られています。
第一印象はわずか7秒で決まり、その心の信号に従うことで後悔のない選択ができるそうです。日頃からスマホに頼らず知らない道を歩いてみるなど、直感を鍛えることで、自分が本当に好きなものが自然と身の回りに集まってくると紹介されています。