社会は、静かにあなたを「呪う」: 思考と感情を侵食する“見えない力”の正体

社会は、静かにあなたを「呪う」: 思考と感情を侵食する“見えない力”の正体

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【社会の思い込みという呪い】日本はオワコンって本当?/幸せは追うもの?感じるもの?/「年間5000本の論文を読んで、見えてきたもの」鈴木祐(第1回/全2回)

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社会は、静かにあなたを「呪う」

この本は、自分たちの行動や考え方が無意識のうちに他人の言葉でコントロールされてしまう状態「呪い」と表現し、その正体を解説しているそうです。
現状を見ると「呪い」としか言いようがない、一番しっくりくる言葉としてこのタイトルがつけられたのだとか。

本書では、社会に蔓延する様々な「呪い」が具体的に取り上げられています。

  • 「日本は終わりだ」という呪い

    • ネットなどでよく見かける「日本はオワコン」「未来はない」といった言説は、よく調べてみるとさほどでもないということが示されているそうです。
    • 少子高齢化が進んでも、インフラや教育が整った成熟経済では、人口が経済に与えるインパクトは少なくなる傾向があるとのこと。
    • これからの時代に重要なのは、人々のアイデアや知恵、人的資本、そしてイノベーションであり、その点では日本にも「そんなに希望がないわけでもない」と解説されています。
  • 「幸せにならなければいけない」という呪い

    • SNSのキラキラした投稿を見て、「自分は…」と落ち込んでしまう人に向けた内容も含まれているそう。
    • データによると、幸せを目的として追い求める人ほどうつ症状が多い傾向があるのだとか。これは、理想の自分を思い描くことで、それを達成できていない現在の自分の悲惨さが強調されてしまうためだそうです。
    • 幸せと向き合うよりも、自分が「これだけは譲れない」と思えるような、大事にしているもの(価値観)を探した方が楽になると提案されています。

自分が「こうあるべき」「こうじゃなきゃいけない」と固く信じていることも、実は社会からかけられた「呪い」かもしれない。
そうした思い込みを一度疑ってみるきっかけを与えてくれる一冊として紹介されています。

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