
テーマ別だから理解が深まる 日本史 (だからわかるシリーズ)
【日本史④】明治~近代史!明治維新、世界大戦、そして令和へ【Update版】
NAKATA UNIVERSITY さんが紹介
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このYouTubeの授業の元になった参考書として紹介されています。
近現代の日本史は、様々な考え方や捉え方、説があるため教えるのが難しい分野だとされていますが、この本は特定の立場に偏るということではなく、まずは歴史を知るきっかけを与えてくれる一冊だそうです。
歴史の大きな流れがわかる!
- •「大政奉還」が単なる敗北宣言ではなく、徳川家が新政府でも実権を握るための高度な作戦だったことや、それに対する薩長の「王政復古の大号令」が技と技のぶつかり合いのような大攻防戦だったことなど、事件の裏側まで深く理解できると紹介されています。
- •明治の「廃藩置県」が、天智天皇の「公地公民制」以来のダイナミックな土地改革であったというように、歴史を大きな視点で捉え直すことができるそうです。
「なぜそうなったのか?」がクリアになる解説
- •なぜ近代は戦争が多かったのか?という疑問に対して、「藩閥政治」「政党政治」「軍部政治」という3つの枠組みで流れを追うことで、非常に分かりやすくなるとのこと。
- •なぜ政党政治は国民の支持を失い、軍部が台頭したのか?その背景には、第一次世界大戦後の好景気から一転、戦後恐慌・震災恐慌・金融恐慌・世界恐慌という「4連発のパンチ」とも言える経済の壊滅的な状況があったと解説されています。
世界の中の日本という視点
- •戊辰戦争で幕府軍が敗れた理由が、イギリスの支援を受けた薩長の近代兵器(テクノロジー)にあったことや、日清・日露戦争の背景にイギリスの思惑があったことなど、常に国際情勢と絡めて日本の動きを理解できる構成になっているそうです。
- •原爆投下についても、終戦間際のアメリカとソ連の対立が関係していたという説が紹介されています。
この本は、朝鮮戦争の特需によって日本が高度経済成長を迎えるところで終わっており、現代のニュースや社会問題を考える上でのベースとなる知識を与えてくれる一冊として紹介されています。
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