
成瀬は天下を取りにいく
迷ったらこれを読め!『成瀬は天下を取りにいく』がかなり面白い!【本屋大賞受賞作】
文学YouTuberベルさんが紹介
おすすめコメント
2024年本屋大賞受賞!もう最高!ナルセのファンにならずにいられない一冊として紹介されています。
この物語は、主人公「成瀬あかり」が中二の夏、閉店間近の百貨店「西武大津店」のテレビ中継に毎日映り込むと宣言するところから始まるそう。
成瀬は勉強もスポーツも得意な優等生でありながら、「200歳まで生きる」「M1に出る」など、次々と突飛な計画を打ち出しては全力で我が道を行く、台風の目のような存在だとか。
「私はゼゼ高校2年のなる瀬明りだ」といった、RPGの村人のような独特な話し方も癖になり、成瀬というキャラクターにすごく似合っているとのことです。
本作の魅力は、主に3つのポイントで語られています。
- 青春の底力
- •舞台はコロナ禍。行動制限がある中でも、些細なことを一大事として楽しめる密な青春の力強さが感じられるそう。
- •主人公に振り回される登場人物たちも、実はノリノリで、読者も登場人物をどんどん好きになっていくところが魅力だとか。
- •適度なラブコメ感もあり、登場人物の「西浦」は最高!と心の中で全力応援してしまうほどだそうです。
- 地元愛と懐かしさ
- •滋賀県大津市を舞台にしたご当地小説の側面もあり、観光スポットも登場するため、旅行しているような気分が味わえるとのこと。
- •同時に、いつかどこかで経験したような故郷の懐かしさや思い出が掘り起こされるエモさも演出されているそうです。
- •物語の大きな軸となる「西武大津店」の閉店のエピソードには、長年親しまれてきた場所への愛が感じられるだとか。
- ナルセマインド
- •「大きなことを100個言って1つでも叶えたらあの人すごいに なる」という成瀬の考え方が紹介されています。
- •失敗を恐れず、ノーダメージで「次行こ次!」と進む姿は、自分の人生を完全に生きていると感じさせるそう。
- •それでいて、地元と友達が大好きで、自分に関わる人の気持ちを第一に考える優しさも持ち合わせているため、惚れずにはいられない!とのこと。
- •最後の章では、満を持して成瀬視点となり、挑戦することの本当の意味に触れられるそうです。
「可能性を楽しむだけで人生はこんなにも豊かになるのか」ということを教えてくれる、純度の高い青春小説だと紹介されています。
こんな人におすすめだそう
- •最近、読書が止まってしまっている方
- •普段あまり本を読まない方
- •軽やかに読めて、明るい気持ちになりたい方
連作短編で読みやすく、中学生から楽しめるので、新しい季節にぴったりの勢い付けになる一冊とのことです!
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