
広場の孤独(新潮文庫)
マンガ編集長の人生を変えた本を紹介します!
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
宮崎駿監督が「自分の映画は何に影響されたのかと問われたら、堀田善衞と答えるしかない」と語るほど、しびれた作品だと紹介されています。1951年に発表された、著者のデビュー作にして第26回芥川賞受賞作だそうです。
あらすじ
- •舞台は朝鮮戦争が勃発した頃の日本。
- •主人公は新聞社で国外ニュースの翻訳をする「垣」という男性です。
- •国内外の情勢に悩み苦しむ中、謎の老人から「日本を捨てて亡命するなら」と、現在の価値で400〜500万円ほどの大金を渡されます。
- •しかし主人公は、その大金を庭で燃やし、日本で生きていくことを決意する、という物語だとか。
- •その姿が「めちゃめちゃかっこいい!」と紹介されています。
おすすめポイント
- •物語の冒頭、上司が北朝鮮軍を「敵軍」と訳そうとした際に、主人公が「北朝鮮軍は敵だと決まったんですか?」と噛みつくシーンが「本当にかっこいい!」そうです。
- •この作品を読むことで、「敵とか味方とかってあるのか」という普遍的なテーマについて考えさせられ、後の仕事にも繋がるような風景を見せてもらった、と紹介されています。
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